[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 貴方達は任務の為に、雨の降る中支部の一つに呼び出された

[メイン] GM : 最近の行方不明事件に於いて、レネゲイド反応が見られた為だ

[メイン] GM : 毒を制するのは毒、いつもの事だろう

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 : 32+1d10 登場/リザレクト (32+1D10) > 32+3[3] > 35

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] 侵蝕率 : 32 → 35

[メイン] 忍野メメ : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+9[9] > 46

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 37 → 46

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 一室、特段おかしな点も無い部屋

[メイン] GM : 呼びだした人数が人数の為、少々狭いのが玉に瑕か

[メイン] 渡船 昌 : 弧月が如く、口角は上がる。
気分が良いのか?
それとも、調子が良いのか。

[メイン] 忍野メメ : 規則的……というか、あまりにも雨粒が多いので結果的に規則だった音になり
しとしとなんて可愛らしい擬音が部屋に満ちる

[メイン] 渡船 昌 : 「おやおや。今日は小規模の任務ですか。
 と、言う事はそこまで“オオゴト”でも無いんですかねぇ」

[メイン] 忍野メメ : とはいえ、今回の雨は”可愛い“とだけ呼べるような物じゃ無さそう……だがまあ
万事そんなものだろう

[メイン] 忍野メメ : 言い過ぎかもしれないけど……

[メイン] 渡船 昌 : やや浮ついた声は、確かに色こそ混じっている。
混じっているものの、その色が何を意図するかは──。

[メイン] 渡船 昌 : にこっ。

[メイン] 渡船 昌 : 少なくともわかる事としては。
眼鏡の男が、金髪の男に向けて、愛想のとても良い笑みを向けているということだ。

[メイン] 忍野メメ : 「うん、いい笑顔だね」
やんわりと微笑み返し

[メイン] 渡船 昌 : 「それはどうも。長所の1つと捉えております!」

[メイン] 渡船 昌 : にこっ。

[メイン] 忍野メメ : 隠すような笑みには思うところが有りげにも、されど追求の必要が無いし……
勝手に踏み入る物でもない

[メイン] 忍野メメ : 「よし、僕も真似してみようかな。人の良いところは真似るべきだと、僕の先輩も言っていた」

[メイン] 渡船 昌 : 「改めまして、私(ワタクシ)
 UGNエージェント“セラフ”と申します。
 あ、本名は渡船昌(とせんあきら)ですよ」

[メイン] 忍野メメ : へにゃっ

[メイン] 渡船 昌 : すばらしい、と相槌1つ。

[メイン] 忍野メメ : 「おっと……ごめんごめん、報告書だけで済ませようとしてたよ、悪い癖だ」

[メイン] 忍野メメ : 「僕の名前は忍野メメ、名前と印象が違うってよく言われるよ」

[メイン] 渡船 昌 : 「ああ、確かに。名前だけですと
 可憐なお嬢さんを思い浮かべてしまいそうです」
口元を抑え、目元が細まる。

[メイン] 忍野メメ : 「そうそう、お陰で割とツッコまれる事が多いんだよね 誤解を与えるつもりで名乗ってるわけじゃ無いんだけどさ!」

[メイン] 渡船 昌 : 歯のやや見える笑みは、同意かもしれない。
そうじゃあないかもしれない。

[メイン] 渡船 昌 : 「ああ、そういえば」
椅子を引きながら、軽く息を漏らす。

[メイン] 忍野メメ : そして、話題に詰まった
なにせ命懸けかもしれない任務の前だ、あんまり気が緩むのも気が引ける

[メイン] 忍野メメ : っと、ありがたい。彼の話題に便乗させてもらおう

[メイン] 渡船 昌 : 「今日は雨、ですねぇ。
 運悪く。いいえ、運良く?」

[メイン] 渡船 昌 : 少々泥に汚れた革靴を揺らす。
昌にとっては、“運が悪い”ことだ。

[メイン] 忍野メメ : 「僕はどっちでも……ああ、いや。話題が潰れてしまうし……運が良かった、としておこう」

[メイン] 渡船 昌 : 興味深そうに瞳が揺れる。
「へえ、運が良い」
話題を繋ぐ先を、じっと伺う。

[メイン] 忍野メメ : 「ほら、”行方不明“を待ってるみたいで気分が悪いだろう?」
本当はそんなでもないが、まあ。縁起が悪い

[メイン] 忍野メメ : 「なら、雨の日が今日で都合が良かった……ああ、良いのは都合だったね」

[メイン] 忍野メメ : 「お陰で、安心して別の天気を目指せる」
晴れとか、また雨とか豚とか

[メイン] 渡船 昌 : 口を軽く開け、成程、と。

[メイン] 渡船 昌 : 「私としては都合も……
 ああ、いえ。プロとしては言い訳は出来ないのですがね」

[メイン] 渡船 昌 : 少しばかり視線が明後日を向く。
致し方の無い事なのだが、昌にとっては
概ねこれらは“不都合”であって。

[メイン] 渡船 昌 : 水分が大敵の“燃焼能力”。
不純物を混ぜたくない“物質精製能力”。

[メイン] 渡船 昌 : どこまで行っても、雨とは相いれない。

[メイン] 渡船 昌 : 少しだけ苦く笑って。
しかし、致し方ない話で。

[メイン] 渡船 昌 : きい、と音を立てて椅子へと深く腰掛けた。

[メイン] 渡船 昌 : ──頃合いとしては、恐らく今が“都合が良い”。

[メイン] : トン、とノックの後ドアが開く

[メイン] 連絡員 : 「待たせたな、任務を通達する」
防水コートに深々と顔を隠す職員が一人

[メイン] 渡船 昌 : どうも、と笑って。
どうぞ、と促す。

[メイン] 連絡員 : そのまま部屋の真ん中、机の上に資料を置き

[メイン] 忍野メメ : 「雨の中ご苦労様、ほら、タオル」

[メイン] 忍野メメ : 机の上に置いてある真っ白なタオルを指差す

[メイン] 連絡員 : 「問題ない、すぐに出るからな」

[メイン] 忍野メメ : ……まあ、僕が用意したんじゃないからいいや

[メイン] 連絡員 : 「…で、任務に関してだが」
少し急いだように

[メイン] 連絡員 : 「事前に通達したように、行方不明の事件にレネゲイドが絡んでいると見られている」

[メイン] 連絡員 : 「雨の間に、人が消え」
「その後には怪しげな反応だけ」

[メイン] 連絡員 : 「ここ最近ずっとだ、雨が降って人が消えてまた降って」

[メイン] 連絡員 : 「二人はその調査に組み込まれる」

[メイン] 連絡員 : 「目標は、何故行方不明になっているか、その原因を探ってくれたらいい」

[メイン] 忍野メメ : 「わかった、撤退とかはいつ頃すればいいかな?」

[メイン] 連絡員 : 「任意」

[メイン] 連絡員 : 「生憎、相手の実態が見えない以上明確には決められない」

[メイン] 渡船 昌 : ふぅん、と声が抜ける。

[メイン] 連絡員 : 「危険だと思えば引き下がってくれればいい」

[メイン] 渡船 昌 : 「現場判断優先、でよろしいと」

[メイン] 連絡員 : 「ああ」

[メイン] 渡船 昌 : かしこまりました、と目が細まる。

[メイン] 忍野メメ : 「信頼が厚いね」

[メイン] 連絡員 : 「どれだけの"規模"か、どういう"性質"か」

[メイン] 連絡員 : 「それがわかってない以上、見る者が最優先だ」

[メイン] 連絡員 : 「…他に質問はあるか?」

[メイン] 渡船 昌 : 首を横に。
何もわかっていないなら、疑問の解答も得られないのだから。

[メイン] 忍野メメ : 「そうだな……他の知りたい事は足で調べるつもりだし…」

[メイン] 忍野メメ : 「君の急いでる理由くらいかな」

[メイン] 渡船 昌 : 「そりゃあ」

[メイン] 連絡員 : 「…雨が降っているからな」

[メイン] 連絡員 : そのまま、軽く会釈し

[メイン] 渡船 昌 : 言われちゃったぁ、と笑う。
瞳は、やや開いて。

[メイン] 連絡員 : 連絡員は退室していった

[メイン] 忍野メメ : 「……あー、なるほど」

[メイン] 忍野メメ : もう少し、気を使うべきだったな……

[メイン] 渡船 昌 : 「では、我々も行きましょうか」

[メイン] 忍野メメ : 頭を掻きながら、失言を自覚して自省する

[メイン] 渡船 昌 : ぎい、と音を立てて椅子から立ち上がる。
あ、その音が苦手なものだったのか、少々唇を噛んで。

[メイン] 渡船 昌 : 「虹の先は、まだ見る訳にはいかないのでね」

[メイン] 忍野メメ : 「洒落てるね、それは」

[メイン] 忍野メメ : 椅子から音を立てない様に立ち上がり、さっさと部屋から出て行こうとして──

[メイン] 忍野メメ : 「ああ、うん。一応言っておこうか」
呟き振り返る

[メイン] 忍野メメ : 「短い付き合いになるかもだけど、よろしくね。度船君」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「いえいえ、もしかしたら」

[メイン] 渡船 昌 : 「虹の向こうへ、までかもしれませんよ?」

[メイン] 渡船 昌 : その目は

[メイン] 渡船 昌 : 晩秋の雨水のように、冷え切っていた。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] GM : 情報項目
[被害者の痕跡]難易度6
[レネゲイド反応について]難易度7

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『晴れたようだ』

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : Middle
『午後からは雨雲が晴れ、晴れ間も見えるでしょう。』
登場:お好きに

[メイン] 渡船 昌 : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+2[2] > 37

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] 侵蝕率 : 35 → 37

[メイン] 忍野メメ : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+3[3] > 49

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 46 → 49

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : ──それは、天気予報が外れた瞬間だった。

[メイン] 渡船 昌 : 今日は一日中雨。
7時34分のニュースでは、予報士がそう告げていた。

[メイン] 渡船 昌 : しかし、13時47分。

[メイン] 渡船 昌 : 「……あ」

[メイン] 渡船 昌 : 射す光。
青空と共に、雲間から漏れ出ている。

[メイン] 渡船 昌 : 傘を傾けて、手袋越しの手を差し出して。
シミ1つつかない事に溜息を吐く。

[メイン] 渡船 昌 : 「参りましたね。
 普段であれば、喜ばしいのですが」

[メイン] 忍野メメ : 「……そうだね、もしも僕達が信じている”仮説“が本当なら」

[メイン] 忍野メメ : 僕たちには都合が悪い事が起きた
そう考える事は容易い

[メイン] 忍野メメ : 「…いやでも考えそうになるが、今は我慢してっと」

[メイン] 忍野メメ : 「まずは事実を整理してみようか、いつも通りにね」

[メイン] 渡船 昌 : くるり、と傘を回して。
先ほどまでの雨粒を払う。

[メイン] 渡船 昌 : じゅわり。

[メイン] 渡船 昌 : 「じゃあ、確かな事実をまず1つ」

[メイン] 渡船 昌 : 「行方不明者が出ています」

[メイン] 渡船 昌 : 「ここから先は、現状の相関性の提示」

[メイン] 渡船 昌 : 「“雨が降れば、人が消える”」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね、僕達から見れば今起こっている事はまさにその通り」

[メイン] 渡船 昌 : 「現状、偶然のequal以上のものはありません。
 それが絶対の法則かどうかを確かめるのが1つ」

[メイン] 忍野メメ : 「ああ、偶然を必然と勘違いして痛い目を……ってのはお話の中だけにしたいからね」

[メイン] 渡船 昌 : ええ、と笑い。

[メイン] 忍野メメ : それじゃあ、ほんの少し
根掘り葉掘りと、探りを入れてみようか

[メイン] 忍野メメ :  

[メイン] 忍野メメ : レネゲイド反応について知識:レネゲイドを使わせてもらいたいな!

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 忍野メメ : うわ!ありがとう!

[メイン] 忍野メメ : 6dx+3 (6DX10+3) > 9[1,3,4,5,5,9]+3 > 12

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『レネゲイド反応について』
・詳細に調べた結果行方不明になった現場だけでなく、覚醒非覚醒問わず一部の人間から
同一のレネゲイド反応が見られるのが判明した、しかしどのような物かは分かっていない。
 少なくとも本人には特異な反応は見られないが、注意しておくべきだろうか。

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 : 傘を数度振る。
雨水は、まだ落ちきらない。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 空を見上げる。

[メイン] 渡船 昌 : 虹のひとつでも、出ているのだろうか。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : phase1

[メイン] GM :  

[ロイス] system : [ 渡船 昌 ] ロイス : 0 → 4

[メイン] GM : 空には虹が、見えている

[メイン] GM : クレヨンで塗りたぐるように、鮮やかだ

[メイン] 渡船 昌 : 「………」

[メイン] 渡船 昌 : 「虹の根本って」

[メイン] 渡船 昌 : 「見つけると、幸せになれるそうですよ?」

[メイン] 忍野メメ : 「虹の橋のお話かぁ……いいよね、夢があって」

[メイン] 渡船 昌 : へら、と笑って。

[メイン] 渡船 昌 : 「そうでしょうか?」

[メイン] 渡船 昌 : 「私は……むしろ」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「叶わない願いを乗せた、物悲しい話だと思いますね」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 情報調査
被害者の痕跡/情報:UGN

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] 渡船 昌 : (2+{侵蝕率B})dx 〈情報:〉

[メイン] 渡船 昌 : 🌈

[メイン] 渡船 昌 : 虹の根本は判定ミスでした

[メイン] 渡船 昌 : (2)dx+1 〈情報:UGN〉 (2DX10+1) > 8[7,8]+1 > 9

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『被害者の痕跡』
・途中で消えてしまったように足跡等は消えている。
 監視カメラ等でも、雨の為か何が起きたかは上手く写っていないが
一部の目撃情報には、目を離した瞬間消えたと言われている。
おそらく何らかのレネゲイドの作用で瞬間的に移動、或いは高速で移動しているのかもしれない。

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 : 「まるで蜃気楼のようです」

[メイン] 渡船 昌 : 蜃気楼は、水分によって引き起こされる光の屈折によるもの。

[メイン] 渡船 昌 : 虹のそれに、近しいもの。

[メイン] 渡船 昌 : 「もっとも、順序としては逆ですけれどね」

[メイン] 渡船 昌 : どちらも、雨が降れば現れるもの。
しかし今起きていることは、雨が止めば消えるもの。

[メイン] 忍野メメ : 「目を離したら……かぁ」

[メイン] 忍野メメ : 顎に手を当て、蜃気楼という渡船の評に頷き…
悩んでいる

[メイン] 忍野メメ : 「ただ、また一つピースが手に入った。 渡船君のお陰でね」

[メイン] 渡船 昌 : そりゃあどうも、と笑って。

[メイン] 渡船 昌 : 「しかし、困りましたね。
 おそらく“今”では手詰まり」

[メイン] 渡船 昌 : そうして、手で軽く顔を抑えて。

[メイン] 渡船 昌 : 「ですので」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「待ちましょうか。
 雨を思いながら」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : “天使の梯子”。

[メイン] 渡船 昌 : 雲間より差し込むその光は

[メイン] 渡船 昌 : 昌の頭上にて、揺らいでいた。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] GM : 新規情報項目

[メイン] GM : [遺体の状況]難易度5
[再度:レネゲイド反応について]難易度6

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『雨が降り始めた』
『遺体が発見された』

[メイン] GM :  

[メイン] 忍野メメ : シーン名『虹ってさ、蛙に似てて漢字だけだと気味が悪くないかい?』登場:自由

[メイン] 渡船 昌 : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+9[9] > 46

[メイン] 忍野メメ : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+7[7] > 56

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] 侵蝕率 : 37 → 46

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 49 → 56

[メイン] 忍野メメ :  

[メイン] 忍野メメ : なんてくだらない事を考えながら、忍野は新しい現場へと向かっていた

[メイン] 忍野メメ : 恐らく、初めて発見された遺体だ
普通の事件なら解決に繋がらる真実の扉……なんだけど

[メイン] 忍野メメ : 「そうそう、上手くはいかないかもしれないな」

[メイン] 忍野メメ : 雨を傘で妨げつつの、取りこぼしがアロハにたどり着きシミになる

[メイン] 忍野メメ : あちゃー……などと言いつつ

[メイン] 忍野メメ : 「で、だ。渡船君。今度はどっちを調べようかな」

[メイン] 忍野メメ : 気軽な様子で、隣の伺いしれない偉丈夫に声をかけた

[メイン] 渡船 昌 : 「結局の所、“どちらも”じゃあないですか」

[メイン] 渡船 昌 : 傘は、男の顔を隠している。
故に伺えるのは、声色だけ。

[メイン] 渡船 昌 : その声色は、先ほどとはやや違う
少しばかり揺らぎの少ないもの。

[メイン] 忍野メメ : 「ハハ、まあ、その通りなんだけどね」
目的地が近くなったのか若干歩幅を緩め

[メイン] 忍野メメ : 「遺体ってのは、どの宗教でも大事にされてるだろう? 君にもそんな教えがあるのかな……なーんて思っただけさ」

[メイン] 忍野メメ : 触るのが嫌なら変わるぜ?気に障らなければ、気にしなくて良いけどね

[メイン] 渡船 昌 : 少しばかり上がった傘からは

[メイン] 渡船 昌 : 上がった口角だけが見えて。

[メイン] 渡船 昌 : 「むしろ聞きますが、“そうでない”のであれば
 ……こんな仕事、してなくないです?」

[メイン] 渡船 昌 : そう言って、一歩前に出て。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 情報調査
遺体の状況/RC

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] 渡船 昌 : (2+0)dx+1 RC (2DX10+1) > 8[3,8]+1 > 9

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『遺体の状況』
・遺体はひどく冷えている、死因は低体温症のようだ、
 長らく食事もしていないようでやせ細っている。
 しかし司法解剖の結果、安楽死のように安らかに死滅したと判断されている
 一体何があったのか?

[メイン] GM :  

[メイン] 忍野メメ : 知識:レネゲイド 再度:レネゲイド反応について

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] 忍野メメ : 6dx+3 (6DX10+3) > 8[3,3,4,7,8,8]+3 > 11

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『再度調査』
・現在の反応からソラリスシンドロームの痕跡を検知した、遺体にはエフェクトで精製された油分が検出されている。
 また何らかの強力なエフェクトを検知している、ジャームに近しい出力だろう。
 対策班はジャームが絡んでいると考えている、そうでなくてはこのような被害もないだろう。
 しかし、ソラリスでどう人を攫うというのか、何人も。

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 音がする。

[メイン] 渡船 昌 : 水音。

[メイン] 渡船 昌 : 雨音。

[メイン] 渡船 昌 : ──耳を、澄ませる。

[メイン] 渡船 昌 : それ以外に、何か聞こえるだろうか?

[メイン] GM :  

[メイン]    : phase2

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 : 「─────」

[メイン] 渡船 昌 : 「っはは」

[メイン] 渡船 昌 : 「あはは」

[メイン] 渡船 昌 : 「あっはははははははは!!!」

[メイン] 渡船 昌 : けたけた。

[メイン] 渡船 昌 : げらげら。

[メイン] 渡船 昌 : さも可笑しそうに、楽しそうに。

[メイン] 渡船 昌 : 嬉しそうに。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 気が付けば、傘などとうに落ちていて。
その髪は、服は、身体は濡れていて。

[メイン] 渡船 昌 : そう、だって、おかしい。おかしい!
楽しい、意味がわからない!
いいや、わかる!“わかってしまう”!

[メイン] 渡船 昌 : だからこそ、わらいは止まらない!

[メイン] 忍野メメ : 「……!?」

[メイン] 忍野メメ : 唐突に聞こえた狂笑に振り向き
その対象を見てさらに目を驚きを顔に浮かべる

[メイン]    :  

[メイン] 渡船 昌 : 「さて」

[メイン] 渡船 昌 : 「こんにちは。雨男さん」

[メイン] 渡船 昌 : いいえ、雨女ですかねぇ?
なんて、わらいながら。

[メイン]    : それは 傘の先

[メイン]    : まだ 見ているだけ?

[メイン]    : 見ている

[メイン] 忍野メメ : ……参ったな“見つめてしまった”
あの渡船の行動が、あまりにも想定外だった

[メイン] 忍野メメ : 見つめあっているのか、見つめているだけなのか定かじゃないが……

[メイン] 忍野メメ : 「さて、どうしようか」

[メイン] 渡船 昌 : 「教えてくれないんですか?」

[メイン] 渡船 昌 : 言葉に返す、いや。
見ているのは、傘の中。

[メイン]    : くい

[メイン]    : 傘を上げる

[メイン]    :  

[メイン]    : 天国を 信じますか?

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : ────────---- - - -

[メイン] 渡船 昌 :

    ダメになった君も
    救いをあげましょう

  苦しまぬように喉元を裂いて
  花の赤を模した数も計れない

[メイン] 渡船 昌 : ────────---- - - -

[メイン] 渡船 昌 : 「言っておきますがね」

[メイン] 渡船 昌 : 「“わたしは”」

[メイン] 渡船 昌 : 「“てんしだ”」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「私の信じる天国など、たったひとつ」

[メイン] 渡船 昌 : 「それ以外の天の獄など」

[メイン] 渡船 昌 : 「歪な紛い物に過ぎない」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン]    :  

[メイン]    : 私は あたえるもの

[メイン] Inflictor : そこにある もの

[メイン] Inflictor : 洗い流しましょう

[メイン] Inflictor :  

[メイン] GM : 『雨が、止まない』

[メイン] 予報 : 『"長らく続いた雨模様は減少の傾向を見せています"』

[メイン] 予報 : 『"昼ごろからは、ぽつぽつとした小雨になるでしょう"』

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 : Middle『天へと、乞う。』登場:お好きに

[メイン] 渡船 昌 : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+5[5] > 51

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] 侵蝕率 : 46 → 51

[メイン] 忍野メメ : 56+1d10 登場/リザレクト (56+1D10) > 56+3[3] > 59

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 56 → 59

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 小雨の予報の通り

[メイン] GM : 雨は、薄く、微か

[メイン] GM : 視界も、悪くはない

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 弱まったその雨は。
雨か、それとも晴れ間か。
曖昧なる境を歩む。

[メイン] 渡船 昌 : 「存在そのものははっきりとしました」

[メイン] 渡船 昌 : 「ですが、それ以外がまだ、全然です」

[メイン] 忍野メメ : 「切り替え早いね、僕ぁ気が小さいからまだドキドキしてるよ」

[メイン] 忍野メメ : 冗談めかしつつ、先程の“相手”を想起する

[メイン] 忍野メメ : 神聖さに似た不気味さを併せ持った
雨と共に現れた存在 あれが僕達が視認した事実

[メイン] 忍野メメ : 「そしてまあ、君の変わりようにも驚いている」
そんな相手と真っ向衝突するように、感情を見せた彼も、驚きの一つだ

[メイン] 忍野メメ : 「……さっき聞いた、君の教えって奴が原因なのかな?」

[メイン] 忍野メメ : 興味以上に、心配だ
最悪連れ戻す事になるかもしれないし、もっと彼を知るべきだろう

[メイン] 渡船 昌 : 「なんの話です?」

[メイン] 渡船 昌 : にこり、と笑って。

[メイン] 渡船 昌 : 物事には、角度というものがある。

[メイン] 渡船 昌 : たった一面しかないものなど存在しない。
薄っぺらな紙でさえも、製紙時に生まれた
断裁の面が存在するのだから。

[メイン] 渡船 昌 : きっと、昌にとっては
“なにも変わらない”。

[メイン] 渡船 昌 : ただ、それこそ。

[メイン] 渡船 昌 : 紙は濡れれば繊維が透けるように。

[メイン] 渡船 昌 : ついと指を滑らせれば、その皮を破るように。

[メイン] 渡船 昌 : 物事の角度が変わっただけなのだろう。

[メイン] 渡船 昌 : 「そんな事よりも、事態の収拾の方が先決でしょう。
 ようやく捕まえたのですから。」

[メイン] 渡船 昌 : 「虹の根本を、ね」

[メイン] 忍野メメ : 「……そうだね、叶わぬ夢が叶いそうって時なんだ。もう少し張り切ろう」

[メイン] 忍野メメ : 一貫している、か。
確かに変わってるのが彼か、なんてのは主観に寄りすぎていたな

[メイン] 忍野メメ : もっと広く見ないといけないなぁ…

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 見る先は、一点。

[メイン] 渡船 昌 : 与える、与える。

[メイン] 渡船 昌 : “なにを”?

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 情報調査
どういう現象なのか/情報:UGN

[メイン] GM : はい

[メイン] 渡船 昌 : (2+0)dx+1 〈情報:UGN〉 (2DX10+1) > 7[5,7]+1 > 8

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『どういう現象なのか』
・一定の周波数に共鳴を起こすレネゲイドが、その罹患者に対して"暗示"を行っている。
 「天国がある」「呼ばれている」そう認識する事で罹患者の纏うレネゲイド反応はRBと近しい反応に変わり。
 特定の油分に包まれて、雨の中大気中の水分に押し上げられる形で上空に"浮き上がる"
 どうやら、そのRBは常にこの街に存在しているらしい。

[メイン] GM :  

[メイン] 忍野メメ : 情報:噂話 遺体の出どころ

[メイン] GM : ほい

[メイン] 忍野メメ : 2dx+1 (2DX10+1) > 9[3,9]+1 > 10

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『遺体の出どころ』
・結論として、空である。
 遥か上空から落ちてきた遺体は、特異な油分に守られて落ちてきたものらしい。
 この事から、行方不明者は皆上空に連れ去られたと考えられている。
 それは何故か、どうして連れ去ったのか。
 それらは、今も雲の中に浮かんでいるのか。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 今日は 小雨だ

[メイン] GM :  

[メイン] GM : "Heaven Stairway Incident"

[メイン] GM :

[メイン] 連絡員 : 『見えているか』
ザザ、と

[メイン] 連絡員 : 手元の端末から声がする

[メイン] 連絡員 : 『見えている、と仮定して話す』

[メイン] 連絡員 : 『先に言えるのは、お前たちは迅速だった』
『最善の動きだ、その筈だ』

[メイン] 連絡員 : 『だが、見ての通り、今回の案件は…クソッ』

[メイン] 連絡員 : 「クソッたれのこの、"昇天"が正体らしい」

[メイン] 連絡員 : 『もし、お前たちがまだ浮かばれないのなら』

[メイン] 連絡員 : 『幸運だろうな』

[メイン] 連絡員 : ザザザッザザザザザザー

[メイン] 連絡員 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『長らく続いた激しい雨が減少しているからか、飛行機が街の上空を進路に定めた。』

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「まだですよ」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 前提.1。
それは最善ではなかった。
チンタラしていましたね。

本当に最善を尽くすのであれば
もっと短絡的な道を歩むべきでした。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 前提.2。
私たちは不運だ。

だって、まだ。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「浮かばれていないのだから」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 雨を駆ける。

[メイン] 渡船 昌 : 人の雨を、駆ける。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] Inflictor :  

[メイン] Inflictor : 嗚呼

[メイン] Inflictor : 貴方達の罪を洗いましょう

[メイン] Inflictor : 穢れ無き日よ

[メイン] Inflictor :  

[メイン] Inflictor : phase3

[メイン] Inflictor :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「ッ、あッ」

[メイン] 渡船 昌 : 「さ」

[メイン] 渡船 昌 : 「せ」

[メイン] 渡船 昌 : 「る」

[メイン] 渡船 昌 : 「か」

[メイン] 渡船 昌 : 「よ……ッ!!!」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : [迎え]など

なくたって

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 俺は

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 《アップドラフト》

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 浮いた。

[メイン] 渡船 昌 : “浮かばれた”。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] Inflictor : ぱしゃり

[メイン] Inflictor : 聖油は 地面に 撒き散らされた

[メイン] Inflictor : 洗礼は

[メイン] Inflictor : あたえられなかった

[メイン] Inflictor :  

[メイン] Inflictor : 「…」

[メイン] Inflictor : 「貴方は、誰ですか?」

[メイン] GM : 揺れる雨の中 人ごみの中

[メイン] GM : そのものは、問う

[メイン] 渡船 昌 : 「──」

[メイン] 渡船 昌 : 「俺は」

[メイン] 渡船 昌 :
すくうもの
「“熾天使”」

[メイン] Inflictor : そのものは、見つめて

[メイン] Inflictor : 「すくい」

[メイン] Inflictor : 「この世界では、すくわれる?」

[メイン] 渡船 昌 : 睨みつける。

[メイン] 渡船 昌 : 「与えるものが、答えを乞うか」

[メイン] Inflictor : 「………………」

[メイン] Inflictor :  

[メイン] Inflictor :  

[メイン] Inflictor :  

[メイン] Inflictor : 洗礼は 終わった

[メイン] Inflictor : "病者の塗油"は、とくと止まらず

[メイン] Inflictor : だがここで矛盾が生じる

[メイン] Inflictor : 浮かばれる者

[メイン] Inflictor : その中に、あたえられぬものが居る

[メイン] Inflictor : 概念 非認証

[メイン] Inflictor : オリジン 非形成

[メイン] Inflictor : あたえられぬ あたえられぬ

[メイン] Inflictor : ならば 今選ばれるのは

[メイン] Purgatorium : 今、選ばれるのは

[メイン] Purgatorium : 煉獄では、あるまいか

[メイン] Purgatorium : phase3撤回

[メイン] Purgatorium : phase2撤回

[メイン] Purgatorium : phase1撤回

[メイン] Purgatorium :  

[メイン] GM : 『雨が止んだ』

[メイン] GM :  

[メイン] Purgatorium : 「すくうもの」

[メイン] Purgatorium : 「お前は、人をすくうのか」

[メイン] 渡船 昌 : 「  」

[メイン] 渡船 昌 : くちもとは

[メイン] 渡船 昌 : にやり、と

[メイン] 渡船 昌 : 「愚問」

[メイン] 渡船 昌 : 「で、なければ」

[メイン] 渡船 昌 : 「俺は、てんごくになんて
         来てやいない!」

[メイン] Purgatorium : 「そうか」

[メイン] Purgatorium : 「そうか」

[メイン] Purgatorium : 「そうか」

[メイン] Purgatorium :

[メイン] Purgatorium : 「わかった」

[メイン] Purgatorium : 「てんごくを、知っているのなら」

[メイン] Purgatorium : 「私は、与えられた」

[メイン] Purgatorium : 「では、さいごに、聞く」

[メイン] Purgatorium : 「救いは、望まれるなら」

[メイン] Purgatorium : 「お前は何ができる」

[メイン] 渡船 昌 : 「──俺は“熾天使”だ」

[メイン] 渡船 昌 : 「なら、答えは1つ」

[メイン] 渡船 昌 : 「“導くこと”」

[メイン] 渡船 昌 : それが、それこそが

[メイン] 渡船 昌 : 天の使いたる名を。
その、最も高き位を与えられた男の。

[メイン] 渡船 昌 : “使命”なのだから。

[メイン] Purgatorium : それは

[メイン] Purgatorium : 笑いもせず、身じろぎも無く

[メイン] Purgatorium : 「では、そうするのが」

[メイン] Purgatorium : 「あたえられた しごとか」

[メイン] Purgatorium : 「そうか」

[メイン] system : [ Purgatorium ] ダメージ : 999 → 1000

[メイン] Purgatorium : 「そうか」

[メイン] system : [ Purgatorium ] ダメージ : 1000 → 2000

[メイン] Purgatorium : 「そうか」

[メイン] system : [ Purgatorium ] ダメージ : 2000 → 6666

[メイン] Purgatorium : 自壊

[メイン] Purgatorium : 自壊する

[メイン] Purgatorium : それは、当たり前のことだ

[メイン] Purgatorium : 自身よりも、優れた機構を示されたのなら

[メイン] Purgatorium : 善意の使者は、躊躇わず

[メイン] Purgatorium : それを受け入れ、ただ廃棄される

[メイン] Purgatorium : あたえるものは あたえるだけだ

[メイン] Purgatorium : すくえるのなら それがいい

[メイン] 渡船 昌 : 「…………」

[メイン] 渡船 昌 : 「迷いは」

[メイン] 渡船 昌 : 「晴れましたか?」

[メイン]    : まよいなど

[メイン]    : どこにもない

[メイン]    : 初めからわたしは

[メイン]    : "其処"に居たのだから

[メイン]    :

[メイン] GM : 反応消失

[メイン] GM : 洗礼は終わり

[メイン] GM : 浮かばれた者達は

[メイン] GM : 天より、地へ

[メイン] GM : 帰るだけだ

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 落ちる。

[メイン] 渡船 昌 : 堕ちる。

[メイン] 渡船 昌 : 墜ちていく。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : それは、盛大に。

[メイン] 渡船 昌 : それは、頭から。

[メイン] 渡船 昌 :

[メイン] 渡船 昌 : 6d10 (6D10) > 32[5,4,6,6,6,5] > 32

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] HP : 28 → -4

[メイン] 渡船 昌 :

[メイン] 渡船 昌 : 《リザレクト》

[メイン] 渡船 昌 : 51+1d10 登場/リザレクト (51+1D10) > 51+10[10] > 61

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] 侵蝕率 : 51 → 61

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] HP : -4 → 10

[メイン] 渡船 昌 :

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 痛み。
歪む痛み。

[メイン] 渡船 昌 : しかし

[メイン] 渡船 昌 : それではまだ

[メイン] 渡船 昌 : 赦されない。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 《クリメイト》

[メイン] 渡船 昌 : 対象、渡船 昌

[メイン] 渡船 昌 : 1d10+2 (1D10+2) > 10[10]+2 > 12

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 燃え上がる。
断罪の焔。

[メイン] 渡船 昌 : それは

[メイン] 渡船 昌 : “救えなかった”ことへの、罰。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] 侵蝕率 : 61 → 65

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] HP : 10 → -2

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : だが、しかし。

[メイン] 渡船 昌 : 灰は、灰に。
塵は、塵に。

[メイン] 渡船 昌 : その理を凌駕せし、その存在は──

[メイン] 渡船 昌 : 《リザレクト》

[メイン] 渡船 昌 : 65+1d10 登場/リザレクト (65+1D10) > 65+5[5] > 70

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] HP : -2 → 5

[メイン] system : [ 渡船 昌 ] 侵蝕率 : 65 → 70

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 :
セラフ
“熾天使”。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 灰より、再び燃え上がる。

[メイン] 渡船 昌 : その天の、雲間の隙間から。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : “天使の梯子”が、かけられていた。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ending『by your side』

[メイン] GM : 事態の隠蔽は、即座に行われた

[メイン] GM : 浮かび上がる人々はフェイクニュースに

[メイン] GM : 遺体の数々は、施設の中に

[メイン] GM : 被害者の意識は、夢うつつ

[メイン] GM : 故に

[メイン] GM : 彼らの傍に合った天国は、虹の様に霞んで消え

[メイン] GM : 記憶する者は、君たちくらいだろう

[メイン] 連絡員 : ザザッ…

[メイン] 連絡員 : 『では、改めて』

[メイン] 連絡員 : 『任務の完了を宣言する』

[メイン] 連絡員 : 『…助かったぜ』

[メイン] 連絡員 : 『空で死ぬなんて、まっぴらごめんだからな』

[メイン] GM : そう言って、静かに君たちの過去へ

[メイン] GM : 一連の事故は、収められた

[メイン] GM :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : ED『祈りは   』── 渡船 昌

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 墓前。

“運の悪かった”、彼らへの。

[メイン] 渡船 昌 : 花束がこれで足りるとは到底思わないが。
それでも、ありったけの悼みを。

[メイン] 渡船 昌 : 私の痛みでは、到底足りなかったから。

[メイン] 渡船 昌 : 「南無阿弥陀仏……いや、仏教徒ですかね。
 どうなんでしょう」

[メイン] 渡船 昌 : まあ、こういったものは気持ちが大事だろう。

[メイン] 渡船 昌 : 何せ、それを悼めるのは。
痛みを正しく知れているのは、私たちくらいなのだから。

[メイン] 渡船 昌 : だから、義務なのだ。

[メイン] 渡船 昌 : 「……さて、と」

[メイン] 渡船 昌 : しばらくして、墓前を整えるのも終わって。
ゆっくりと腰を上げていく。

[メイン] 渡船 昌 : ──辛うじての救いとすれば。

[メイン] 渡船 昌 : きっと、彼らは。

[メイン] 渡船 昌 : 天国を目指したのだろうから。

[メイン] 渡船 昌 : その道中は、きっと、苦ではなかった。

[メイン] 渡船 昌 : ………の、だろう、きっと。

[メイン] 渡船 昌 : そう思うことが、そんな救いを考えることも、また。

[メイン] 渡船 昌 : 彼らへの、救いとならん事を信じて。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 人の身の天使は、踵を返す。

[メイン] 渡船 昌 : だって、自分にはまだ

[メイン] 渡船 昌 : 導かなければならない存在がいるのだから。

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 : 「おや、困りごとですか?」

[メイン] 渡船 昌 : 「いいですよぉ」

[メイン] 渡船 昌 : 「お力添え致しましょう」

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] 渡船 昌 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 天国は、すぐそこに

[メイン] GM : だが、地上とてすぐそこに

[メイン] GM : なら、嗚呼

[メイン] GM : わたしとは、何処にいるのか

[メイン] GM : そんなもの

[メイン] GM : 答えは、出る筈もない

[メイン] GM : 『Heven by your side』

[メイン] GM : fin

[メイン] GM :

[メイン] GM :